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ものづくり基礎知識33 測定・評価②
2023年4月12日
今回は前回に引き続き、ものづくりの原点でもある測定と評価の2回目となります。 特に寸法測定の測定器について取り上げます。
直接測定と間接測定
寸法の測定には直接測定と間接測定の2種類が存在します。
直接測定は測定意の目盛りから寸法を直接読み取る方法で、前回にご紹介した直尺と曲尺、さらにはノギスも直接測定のための測定器です。
一方、間接測定は変化する量を調べたり、別の基準と比較することで寸法を読み取る測定方法です。
たとえば物体を一定の速度で動かして通貨時間を測りその時間から長さを測定したり、ばねの伸びが重さに比例していることを利用したばねばかりでの測定する方法などが間接測定にあたります。
直接測定の測定器 マイクロメータ
前回ご紹介したノギスよりもさらに高い精度で計測が可能な測定器がマイクロメータです。測定する対象物をはさんでその外径や長さ(厚み)などを精密に測ります。
マイクロメータにはデジタルのものとアナログのものが存在し、一般的な制度はアナログが0.01mmでデジタルは0.001mmとなりますので、必要とされる精度に応じて使い分けることになります。
また、測定する箇所によってそれぞれ専用のマイクロメータが存在し、外側寸法を精密測定する工具が外側マイクロメータ、内側寸法を測定する工具を内側マイクロメータ、深さ寸法を測定するものをデプスゲージと呼称します。

直接測定の測定器 三次元測定器
測定物の三次元(前後、左右、上下)を自動的に計測、算出することが可能な機材が三次元測定器です。
立体的に測定することで、寸法に加えて平面度や平行度、直角度などの幾何公差の検査も可能になります。
メーカーや機器によって様々な使用がありますので、目的に合った測定器を導入する必要があります。
弊社ではKEYENCE社の画像寸法測定器 IM-8000シリーズを導入し、加工後の測定や検査を高速化しています。

間接測定の測定器 ダイヤルゲージ
ダイヤルゲージは寸法をはかるのではなく変位量を測る測定器で、短い直線距離を正確に測る際に使用されます。
スピンドルという軸の部分の直線または円孤運動を歯車などで機械的に拡大して動きを短針と長針で読み取ることで計測します。
また、ノギスやマイクロメーターのように単体では使用することができず、スタンドなどに固定して使用することになります。

すきまゲージ
微小なすきまを測定する器具がすきまゲージ(シネックスゲージ)です。
厚みお異なるリーフと呼ばれる薄い板が組み合わされた形状をしていて、測定したい隙間に複数のリーフを挿入して隙間を完全に埋めるまで組み合わせを変えていきます。
最終的にその厚さから寸法を計測します。

ヒガメタルは大田区のものづくり企業として、高精度の加工のご依頼もしばしばお引き受けしています。
お気軽にご相談ください。